看取り~家族のキモチの準備~
Choiseeds SAORI @尾道です。
先日、がんを患っていた義母が永眠致しました。
昨年夏に膵臓がんが見つかり、そこから入院しながら抗がん剤治療。
11月に私達が横浜から尾道へ移住。
12月から治療方針&医師も変えて、義母との同居開始。 看護・介護施設に通いながら過ごし、入院していた頃より元気に普段の生活を過ごしていましたが、先月中旬より体調悪化し施設に入院。
桜が満開になった4/1(日)を最後に会話も出来なくなりました。
4/2(月)いつどうなるかわからないと、かかりつけの先生に言われてからは、出来るだけ義母の病室で過ごしました。
毎日息苦しそうにいる義母が辛そうで。
ネットで調べても、痛みはとれても息苦しさをとるのは難しいらしいです。
その後、昏睡状態に。
夜中も主人がついていて、朝から私が朝食を持って交代。
しかしながら正直、これが何日続くんだろうと思いつつ、施設に行く途中の桜🌸を毎日撮っていました。
直にお花見はできませんでしたが、私が撮った写真を義母に見せられたのは良かったなぁ。
4/7(土)最期は眠ったまま穏やかに。
”お義母さん、本当にお疲れさまでした”
私も色々初めての経験をさせていただきました。
施設の方、かかりつけの先生には本当にお世話になりました。
葬儀やさんも主人が昔から知ってるところにお願いしたので心強かったです。
他、たくさんの方に支えて頂けて、色んなご縁に感謝です。
主人も仕事は会社ではなく、施設の病室で。本当はオフィスに行ったほうが良いのはありますが、出来る範囲でリモートワークが出来たのも本当に良かったです。
主人も私も、最期の時間を一緒に過ごすことで、キモチの準備や整理が出来たのだと思っています。
キモチの準備の一つに、「看取り」動画を探して主人と二人で見たのも良かったと。
人の最期に立ち会ったことがない私は、今後どんなことが起こるのかが心配で不安でした。
家で過ごしているときも、毎日不安でした。
看取りの動画はいくつか見ましたが、【ありのままの最期 末期がんの“看取(みと)り医師” 死までの450日】が特に色々考えさせられ、勉強になりました。義母と同じ膵臓がんを患った医師であり、住職の最期までのドキュメンタリーです。
これをもう少し前に見ていたら、義母の気持ちにもう少し寄り添えていたのかなとは少し思います。
短い間でしたが義母の介護生活から、看取りまでを経験し、家族看護・介護をしている方のケアの必要性を感じました。私自身、産業カウンセラーとして、カラーセラピストとしても看護・介護をする家族の心のケアをしていきたいなと改めて思うところです。
▼【ありのままの最期 末期がんの“看取(みと)り医師” 死までの450日】
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